京都生まれ育ち。おせち料理や季節の行事食を得意とし
暦に添ったお祝い料理や普段の家庭料理を伝える。
その他、盛り付け指南、商品開発、監修業務を担当。
子供たちに本物の食を伝える食育活動にも力を注いでいる。
暦もいよいよ立夏を迎えます。
新緑の香りに包まれる、爽やかな季節の到来です。
そんな季節に最適「焼きたまごのトースト」をご紹介します。
まずは、卵を2個、ハムとスライスチーズ、サンドイッチ用のパンをご用意ください。
作り方はとっても簡単。
まず、卵を割りほぐし、塩・コショウを加え、よく混ぜておきます。
パンにお味噌と和辛子をぬり、事前にハムとチーズものせておきましょう。
フライパンにやや多めの油をなじませて、溶きたまごを流し入れ
パンを中央に置き、薄焼きたまごの四辺を折りたたむように返します。
見た目はまるでガレットのような仕上がりに。
さらに黒コショウをふり、返して、フタをして弱火で2分程度蒸し焼きにします。
このフタをすることで、食パンがモチモチとした食感に。
お味の決め手は、事前に塗っておいた西京味噌と和辛子。
和の調味料がやさしいお味に仕上げてくれます。
ゴールデンウィークの朝ごはんや、軽めのお昼ごはんにいかがでしょうか。
つくり方
- 卵を割りほぐし、塩・コショウを加えよく混ぜる。
- パンに西京味噌、和辛子を塗り、チーズとハムをのせる。
- フライパンに油をなじませ、大きな円形の薄焼きたまごをつくる。
- たまご液が固まる前に②をのせて、四辺を折り返す。
- お好みで黒コショウをふり、④を返してフタをして弱火で2分程度蒸し焼きにし、食べやすく切り分ける。
ポイント:薄焼きたまごが固まる前に用意しておいたパンをのせましょう。そうすることで、四辺が折りやすくなります。
材料(1~2人前)
卵 | 2個 |
---|---|
サンドイッチ用食パンスライス | 1枚 |
スライスハム | 2枚 |
スライスチーズ | 1枚 |
塩・コショウ | |
サラダ油 | 大さじ2程度 |
西京味噌 | 小さじ2程度 |
和辛子 | 小さじ2程度 |
黒コショウ | お好みで |
小宮理実(こみやりみ)
料理研究家