京都生まれ育ち。おせち料理や季節の行事食を得意とし
暦に添ったお祝い料理や普段の家庭料理を伝える。
その他、盛り付け指南、商品開発、監修業務を担当。
子供たちに本物の食を伝える食育活動にも力を注いでいる。
3月、春色の季節を迎えました。
今月はホームパーティーにもぴったり「菜の花のシュリンプカクテル」をご紹介します。
菜の花は茎の部分を約1cm程切り落とし、ボールに水をはり約15分浸水させます。
このひと手間があるだけで、しゃきとした元気な菜の花になります。
鍋に塩水を沸かし、菜の花の茎から入れて約30秒茹でます。
ザルにあげて冷ましたら水気をしぼり器に盛り付けます。
海老は殻をむいて背ワタを取り、尾は包丁を使いさっとしごきます。
全体に片栗粉をまぶして、流水で洗います。
海老のヨゴレが取れて、プリプリにしあがりますよ。
菜の花の茹で汁は捨てず、そのまま海老の下茹でに使います。
下処理をした海老を入れ、茹で汁が冷めたころには、身に火が通りいい塩梅に仕上がります。
水分をおさえ、菜の花と一緒に彩りよく盛り付け、カクテルソースを添えます。
ソースは、西京味噌、砂糖、酢、和がらし、オリーブオイルを加えたもの。
よく混ぜて乳化させましょう。
見た目にも華やかな一皿で春の訪れをお楽しみください。
つくり方
- 菜の花は茎を約1㎝切り落とし、水を注いだボールに15分浸水させる。
- 海老は殻、背ワタを取り、片栗粉でもみ、流水で洗う。
- 海水程度の塩水を鍋に入れ、沸騰してきたら①を入れ20秒茹で、ザルにあげ冷めたら水分をしぼる。引き続き同じ茹で汁へ②の海老を入れ、身は余熱で火入れします。
- 事前に用意しておいたカクテルソースの素(西京味噌、砂糖、酢、和からし、オリーブオイル)を入れ良く混ぜる。
- すべてを器に盛り付け、ソースを添える。
ポイント:茹で汁は捨てずに活用します。菜の花はしゃきしゃきに、海老は余熱でふっくらと仕上げます。
材料(2人前)
菜の花 | 1袋 |
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海老 | 8尾 |
片栗粉 | 大さじ1程度 |
茹で汁(海水程度の塩水) | 適量 |
【カクテルソース】
西京味噌 | 大さじ3 |
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砂糖 | 大さじ1 |
酒 | 大さじ2 |
和からし | 小さじ1 |
オリーブオイル | 大さじ1 |