RECIPE

一皿のお味噌

日々の暮らしにお味噌をすこし。味良くここちよく暮らしをみつめて。
20247
しじみのお味噌汁

京の三大祭りのひとつ
祇園祭が行われる7月を迎えました。
この時期の京都は盆地ならではの蒸暑さ。
夏土用も控えていることからからだに優しい『しじみのお味噌汁』を作ります。

作り方のポイントはしじみの貝を洗い、砂だしをします。
また、昆布と酒をつかい品の良い味わいに仕上げます。

水に塩を溶かしたものをしじみの頭が隠れるくらいに注ぎます。そこへペーパーをかぶせ約2〜3時間置き、貝をこするように洗います。

鍋にしじみ、水、昆布、酒を加えて貝の口が開いたころに味噌をときます。今回は西京赤みそをつかいました。

お椀に注ぎ、好みで粉山椒をふりかけて完成です。

赤味噌から健康管理。
暑い夏こそお味噌汁をいただきませんか。

つくり方

  1. 水200ccに塩小さじ1を加えよく溶かす。
  2. しじみは浅めのバットに入れ①を注ぎ、ペーパーをかぶせ2〜3時間置く。
  3. 鍋にしじみ、水、酒、昆布を入れ弱火にかける。(アクはすくう)
  4. 貝の口が開いたら昆布を取り出し味噌をとく。
  5. お椀に注ぎ、好みで粉山椒をふる。

ポイント:しじみの下処理をおこなうことで洗練された味わいに。
アクはすくい取りましょう。

材料(2人前)

しじみ 200g
500cc
大さじ1
昆布 5cm角1枚
赤味噌 適量
粉山椒 少々

小宮理実(こみやりみ)
料理研究家

京都生まれ育ち。おせち料理や季節の行事食を得意とし暦に添ったお祝い料理や普段の家庭料理を伝える。
その他、盛り付け指南、商品開発、監修業務を担当。
子供たちに本物の食を伝える食育活動にも力を注いでいる。

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