京都生まれ育ち。おせち料理や季節の行事食を得意とし
暦に添ったお祝い料理や普段の家庭料理を伝える。
その他、盛り付け指南、商品開発、監修業務を担当。
子供たちに本物の食を伝える食育活動にも力を注いでいる。
京都の7月と言えばやっぱり祇園祭。
今年は開催も決定し、とてもわくわくしています。
そして夏の旬と言えば、ぶらさがりもん野菜です。
トマト、キュウリ、ナス、おいしさもヒートアップしています。
今回はフライパンひとつで作る「夏野菜の味噌パスタ」をご紹介します。
まずは、ミニトマト、ナス、ニンニクをご用意ください。
フライパンにオリーブオイルとニンニクスライスを入れ
弱火でじっくりと香りを出します。
そこへ野菜を加え、ナスにたっぷりと油を吸わせたら
事前に用意しておいた味噌スープを流し入れ
パスタを半分に折って一緒に加えます。
くつくつと煮て、パスタに火が通ったら完成です。
仕上げに、オリーブオイルをまわし入れ、お皿へ盛り付けます。
ミョウガと黒コショウでアクセントをつけて、おいしくどうぞ。
つくり方
- 水に鶏ガラスープの素、西京味噌を入れよく混ぜる。
- ミニトマト、ナスは食べやすく切り、ニンニクはスライスにする。
- フライパンにオリーブ油、ニンニクを加え弱火で香りを出す。
- ②の野菜を炒め、しんなりとしたら、①のスープ、パスタ麺を半分に折り加える。
- 麺に火が通ったら、再びオリーブオイルをまわし入れよく混ぜて、うつわに盛り、お好みでミョウガをのせ、黒コショウをふる。
ポイント:野菜もパスタもすべてフライパンひとつで調理します。早茹でパスタを使うと効率よく仕上がります。
材料(1~2人前)
ナス | 1本 |
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ミニトマト | 5個 |
ニンニク | 1ヵケ(スライス) |
ミョウガ | 1個(小口切り) |
パスタ麺 | 1人分(茹で時間の短いものがお薦め) |
オリーブ油 | 大さじ3~4程度(うち仕上げに大さじ1使用) |
黒コショウ | お好みで |
【スープの素】
西京味噌 | 大さじ2 |
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鶏ガラスープの素 | 小さじ2 |
水 | 350cc |
小宮理実(こみやりみ)
料理研究家