京都生まれ育ち。おせち料理や季節の行事食を得意とし
暦に添ったお祝い料理や普段の家庭料理を伝える。
その他、盛り付け指南、商品開発、監修業務を担当。
子供たちに本物の食を伝える食育活動にも力を注いでいる。
「もういくつねるとお正月 お正月には…」なんて童謡がありますが
お正月に必ず口にしてほしいものが、お雑煮です。
古今東西さまざまな具材でお雑煮をいただかれているかと思います。
その中でも日本全国共通している食材が「お餅」なんですね。
お餅には神様の御霊(みたま)エネルギーを分けていただくという
日本ならではの考えが込められています。
今回は京都ならではシンプルなお雑煮を作ってみました。
西京味噌の商品「鰹と昆布のだし入り 西京白みそ」を使用。
こちらを使うと、あっという間に京風雑煮が出来上がります。
お水に「だし入り西京白みそ」を加え弱火で加熱するのみ。
別鍋には、やわらかく煮溶かした丸餅を用意します。
お汁を注ぎ、仕上げに糸かつおをのせて完成です。
是非、できたてあつあつの白みそ雑煮をお楽しみください。
今年もお世話になりました、素敵な年末年始をお迎えください。
つくり方
- 水にだし入り西京白みそを溶かし、弱火であたためる。
- 餅がかぶるくらいの水をはり、中火でやわらかくする。
- ②をお椀に盛り、①を注ぎ、糸かつおを添える。
ポイント:味噌は加熱しすぎないことでおいしさがキープされます。
材料(1人前)
だし入り西京白みそ | 45g~55g程度 |
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水 | 150㏄ |
糸かつお | 適量 |
小宮理実(こみやりみ)
料理研究家