RECIPE

一皿のお味噌

日々の暮らしにお味噌をすこし。味良くここちよく暮らしをみつめて。
20248
カニカマ冷や汁

暑さ厳しい季節8月を迎えました。
お盆にはじまり
京都は五山の送り火が控えています。
この時期は家族で集まる機会も多く
手軽でおいしい一品が助かります。

栄養もたっぷり西京味噌で作る『冷や汁』はいかがでしょうか。
冷や汁と言えば焼き魚をよく使いますが
今回は手軽なカニカマを使います。

暑いこの時期はお台所に立つ時間も
短いと嬉しいことから
具材に火を通さなくてもよい食材
カニカマ、豆腐、キュウリ、ミョウガ、青ネギ、白ごま…など
大葉は手でちぎって加えます。

今回のポイントは木べらに直接味噌を塗り
ガス火であぶりました。
アルミホイルにのせトースターや魚焼き機で焼くのも可能です。
お味噌を焼くことで香ばしい風味が加わります。

焼いた味噌を溶くだしは、
市販のうどんだしや白だしを使い
時短に仕上げられるのもいいですね。
こちらの冷や汁はごはんにかけてもおいしいので
ぜひお試しください。

つくり方

  1. キュウリは輪切りにし、塩をふり、水分を切る。
  2. ミョウガも輪切り、カニカマ、大葉は手でちぎる、豆腐の水分もしっかり切る。
  3. ボウルにだしを注ぎ、木べらに味噌を塗る。
  4. 味噌はガス火で焼き③のだしに溶く。
  5. 具材をすべて加え、仕上げに白ごまをふる。

ポイント:豆腐の水分はしっかり切ること。おだしを濃くすることでお味がしまります。

材料(2〜3人前)

カニカマ 1パック
キュウリ 1本
ミョウガ 2個
青ネギ 適量
大葉 適量
豆腐(木綿) 半丁
だし 300cc(濃いめ)
西京味噌 大さじ3〜4
白ごま 適量

小宮理実(こみやりみ)
料理研究家

京都生まれ育ち。おせち料理や季節の行事食を得意とし暦に添ったお祝い料理や普段の家庭料理を伝える。
その他、盛り付け指南、商品開発、監修業務を担当。
子供たちに本物の食を伝える食育活動にも力を注いでいる。

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