京都生まれ育ち。おせち料理や季節の行事食を得意とし
暦に添ったお祝い料理や普段の家庭料理を伝える。
その他、盛り付け指南、商品開発、監修業務を担当。
子供たちに本物の食を伝える食育活動にも力を注いでいる。
皆さん、こんにちは、弥生となりました。
お花も咲き始め、日増しに、春めいてゆきますね。
華やかな季節の到来です。
この時期ならでは、春のほろ苦、山菜はいかがでしょうか。
わたしのイチオシは「フキノトウ味噌」です。
お味の決め手は、西京味噌とオリーブオイル。
フキノトウは包丁を入れると、変色がはじまることから
炒める直前に粗いみじん切りにします。
フライパンにオリーブオイルをなじませ、フキノトウを炒めたら
塩・黒コショウをふり
事前にひとつにしておいたお味噌を加え、さっと炒めて完成です。
今回は雑穀クラッカーに、カマンベールチーズをご用意。
その他、厚揚げの焼いたものや、トーストにもよく合います。
フキノトウと西京味噌のマリアージュをお楽しみください。
つくり方
- 西京味噌と酒を一緒にし、よく混ぜておく。
- フキノトウは粗いみじん切りにする。
- フライパンへオリーブオイルをなじませ
フキノトウを炒め、しんなりとしたら、塩・黒コショウをふる。 - ①を加え、よく混ぜて、火を止めたら完成。
ポイント:フキノトウは炒める直前に包丁をいれましょう。
色の変色を防ぎます。
材料(2~3人前)
※は事前にひとつに混ぜておく
フキノトウ | 50グラム(粗みじん切り) |
---|---|
白味噌 ※ | 70グラム |
酒 ※ | 大さじ2 |
塩 | ひとつまみ |
黒コショウ | ふたつまみ |
オリーブオイル | 大さじ1~2 |
小宮理実(こみやりみ)
料理研究家