RECIPE

一皿のお味噌

日々の暮らしにお味噌をすこし。味良くここちよく暮らしをみつめて。
20217
鱧カツ

夏の京都には欠かせない、旬の食材が(
はも
)

祇園祭の別名を「鱧祭」といわれるほどです。
この時期、我が家では必ず「鱧カツ」をよく作ります。
生の鱧を食べやすい大きさに切り分けたら、塩・コショウをふり
小麦粉と溶き卵にくぐらせます。
パン粉は細かい目のものがきれいにつきます。
健康を考慮し、良質なオリーブオイルを使用。
きつね色になるまでサクサクに揚げています。
グリーンが色鮮やかなアスパラガスも素揚げをしてみました。
乳白色が目にも優しい西京味噌入り特性ソースと共にどうぞ。

つくり方

【鱧カツ】

  1. 鱧は食べやすく切り分け、ペーパーで水分を抑えてからやや強めに塩・コショウをふる。
  2. 小麦粉をふり、溶き卵にくぐらせ、細かい目のパン粉を丁寧につける。
  3. 180度のオリーブオイルでサクッとなるまで揚げる。アスパラガスも素揚げする。

【特製ソース】

  1. 小鍋に豆乳と西京味噌を加え、事前によく混ぜてから中弱火にかける。
  2. 仕上げに有塩バターを落とす。
  3. とろみができたら完成。

お皿に、特製ソース、素揚げしたアスパラガス、鱧カツの順に盛り付ける。

材料(1~2人前)

【鱧カツ】

20㎝程度
アスパラガス 好みの量
塩・コショウ 適量
小麦粉 大さじ1
溶き卵 1個
パン粉(細目) 適量
オリーブオイル 揚げ油として使用

【特製ソース】

豆乳 45㎖
西京味噌 大さじ2
有塩バター 5g

小宮理実(こみやりみ)
料理研究家

京都生まれ育ち。おせち料理や季節の行事食を得意とし暦に添ったお祝い料理や普段の家庭料理を伝える。
その他、盛り付け指南、商品開発、監修業務を担当。
子供たちに本物の食を伝える食育活動にも力を注いでいる。

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