京都生まれ育ち。おせち料理や季節の行事食を得意とし
暦に添ったお祝い料理や普段の家庭料理を伝える。
その他、盛り付け指南、商品開発、監修業務を担当。
子供たちに本物の食を伝える食育活動にも力を注いでいる。
夏の京都には欠かせない、旬の食材が鱧
。
祇園祭の別名を「鱧祭」といわれるほどです。
この時期、我が家では必ず「鱧カツ」をよく作ります。
生の鱧を食べやすい大きさに切り分けたら、塩・コショウをふり
小麦粉と溶き卵にくぐらせます。
パン粉は細かい目のものがきれいにつきます。
健康を考慮し、良質なオリーブオイルを使用。
きつね色になるまでサクサクに揚げています。
グリーンが色鮮やかなアスパラガスも素揚げをしてみました。
乳白色が目にも優しい西京味噌入り特性ソースと共にどうぞ。
つくり方
【鱧カツ】
- 鱧は食べやすく切り分け、ペーパーで水分を抑えてからやや強めに塩・コショウをふる。
- 小麦粉をふり、溶き卵にくぐらせ、細かい目のパン粉を丁寧につける。
- 180度のオリーブオイルでサクッとなるまで揚げる。アスパラガスも素揚げする。
【特製ソース】
- 小鍋に豆乳と西京味噌を加え、事前によく混ぜてから中弱火にかける。
- 仕上げに有塩バターを落とす。
- とろみができたら完成。
お皿に、特製ソース、素揚げしたアスパラガス、鱧カツの順に盛り付ける。
材料(1~2人前)
【鱧カツ】
鱧 | 20㎝程度 |
---|---|
アスパラガス | 好みの量 |
塩・コショウ | 適量 |
小麦粉 | 大さじ1 |
溶き卵 | 1個 |
パン粉(細目) | 適量 |
オリーブオイル | 揚げ油として使用 |
【特製ソース】
豆乳 | 45㎖ |
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西京味噌 | 大さじ2 |
有塩バター | 5g |
小宮理実(こみやりみ)
料理研究家