RECIPE

一皿のお味噌

日々の暮らしにお味噌をすこし。味良くここちよく暮らしをみつめて。
20235
鶏肉の味噌漬け焼き

汗ばむ季節、5月を迎えました。
ゴールデンウィークを控え、家族揃って食卓を囲まれる機会も多いのではないでしょうか。
今月も手軽でおいしい鶏肉を使った「焼くだけレシピ」をご紹介します。
西京味噌、みりん、塩、鶏モモ肉をご用意ください。
まずは、鶏モモ肉は筋を切り、身の厚みを均等にします。
さらにフォークを使い両面に穴をあけます。
全体に塩をふり10分程置き、鶏肉から出た水分をペーパーでふき取ります。
ここまでの下処理で後の仕上がりが随分と変わります。
あとは、事前に用意しておいた漬け味噌をぬり、3時間以上冷蔵庫で保存します。
食べごろになりましたら、味噌を全体的に取り、皮目から焼きはじめます。
皮目がいい塩梅に焼けてきたら、返して身の方にも火を通します。
ここで蓋をすると時短で仕上がりますのでお薦めです。
西京味噌の味わいが楽しめる、子どもから大人まで楽しめる一皿です。
夏野菜のきゅうりと共にどうぞ。

つくり方

  1. 鶏肉は両面フォークで穴をあけ、さらに身の方は包丁を使い筋を切り厚みを均等にします。
  2. ①に塩をふり、10分以上置いて、浮いてきた水分をペーパーでおさえます。
  3. 「漬け味噌」を作り、②に塗り込み、3時間以上冷蔵庫で保存します。
  4. フライパンにオリーブオイルをなじませ、③を皮目から焼きます。
  5. 5. 身を返し、蓋をして鶏肉に火を通します。きゅうりを添えて完成。

ポイント:鶏肉は厚みを均等にしておくこと。味噌に漬ける前に、事前に塩をふり余計な水分を取り除くことでうま味が増します。

材料(2人前)

鶏モモ肉 1枚
少々
きゅうり 1本
オリーブオイル 大さじ1

【漬け味噌】

西京味噌 大さじ3
みりん 大さじ2

小宮理実(こみやりみ)
料理研究家

京都生まれ育ち。おせち料理や季節の行事食を得意とし暦に添ったお祝い料理や普段の家庭料理を伝える。
その他、盛り付け指南、商品開発、監修業務を担当。
子供たちに本物の食を伝える食育活動にも力を注いでいる。

PAGETOP