京都生まれ育ち。おせち料理や季節の行事食を得意とし
暦に添ったお祝い料理や普段の家庭料理を伝える。
その他、盛り付け指南、商品開発、監修業務を担当。
子供たちに本物の食を伝える食育活動にも力を注いでいる。
気温も少しずつ上昇し、汗ばむ季節を迎えました。梅雨もそろそろやってくる頃。
この時期は、火を使わずさっぱりといただける一品があると嬉しいものです。
女性に人気!美容と健康を考慮した「アボカド豆腐ディップ」をご紹介します。
まずは、熟したアボカドと豆腐をご用意ください。
木綿でも、絹ごし豆腐、どちらでも可能。ただし水切りがポイント。
事前にしっかりと水分を切っておきましょう。
アボカドの皮は捨てずに残し、うつわとして使います。
果肉はすべて潰して、豆腐も同様に潰し、一緒によく混ぜます。
西京味噌、塩・コショウ、オリーブオイル、レモン汁を加えてなめらかなペースト状へ。
取っておいた、アボカドの皮へこんもりと盛り、冷蔵庫で冷やします。
いただく直前に黒コショウをふると、メリハリのあるお味に。
今回はディップと相性の良い、スモークサーモンや雑穀パンを添えてみました。
西京味噌がつなぎの役割を果たす、この一品で
これからの暑い季節、笑顔で健康に過ごしましょう。
つくり方
- アボカドを縦にし、中央に一周包丁で切り目を入れ、ふたつに割り、タネを取る。
- アボカドの実はすべて取り出しすりつぶし、水切りをした豆腐と一緒によく混ぜる。
- 西京味噌、オリーブオイル、塩・コショウ、レモン汁を加えさらに混ぜる。
- アボカドの皮に盛り、お好みで黒コショウをふる。
- うつわに盛り付け、完成。
ポイント:アボカドは完熟したものを使用。冷たくしてお召し上がりください。
材料(1~2人前)
アボカド | 1個 |
---|---|
豆腐 | 100g |
塩・コショウ | 少々 |
オリーブオイル | 大さじ1程度 |
西京味噌 | 小さじ2程度 |
レモン汁 | 数滴 |
黒コショウ | お好みで |
ミックスハーブ、スモークサーモン、雑穀パン | お好みで |
小宮理実(こみやりみ)
料理研究家